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電磁波過敏症から守ります|電磁波対策・防止対策なら電磁波本舗:TOP > 電磁波問題特集 > 電磁波との違いは?電磁界について
電磁波対策の情報を集めると、時々見かけるのが、「電磁界」という言葉です。
電磁界というと、電磁波が発生する場所のようなイメージがありますが、実際のところはどのような意味があるでしょうか。
今回は、電磁界や電磁波との違いについて解説します。
電磁界とは「電界」と「磁界」の両方の力が働いている範囲のことをいいます。電界、磁界はそれぞれ電場、磁場ともいわれており、耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
・電界について
電界は、空間に電気の力が働いている状態をいいます。下敷きで髪の毛をこすると、毛が逆さに立ちますが、静電気の働く範囲も電界です。このように、電気の働いているところは、電界となり、送電線などの大きな電力施設から、家庭の電気製品まで、電気が流れるところにはすべて電界は生じます。
・磁界について
磁界は、空間に磁力の働いている状態のことをいいます。磁石の近くに砂鉄を置くと、ラインを描きますが、これが磁界になります。磁界というと、磁石の周りで働く力とイメージされやすいのですが、実は電流の流れるところにも、磁界は生じます。
電界と磁界の2つの力が発生する電磁界ですが、分かりやすく電気製品で例えてみましょう。電気製品にコンセントをつけると、電圧がかかるので電界が発生しますが、この時点では磁界は発生しません。次に電気製品のスイッチを入れると、電流が流れるため磁界が生じ、電磁界となります。
電界、磁界のいずれも、発生源との距離が遠くなるほど影響は小さくなるという特徴があります。
近年、電磁波対策が問題に上がっていますが、電磁波との違いについて見ていきましょう。電磁波は、医療用レントゲンに使用される放射線や、紫外線や赤外線の光線、携帯電話やテレビから流れる電波、そして電気製品や電気施設で発生する電磁界などの総称となります。つまり、電磁波対策の話をしたときに、場合によっては電磁界と電磁波は同じ意味で使用されることもあるわけですね。
一方、公的機関では、電気施設や電気製品から発生する電磁波(電磁界)は、エネルギーの弱い低周波であり、その空間内のみに働くものとされています。そのため、そのほかの電磁波のように、電界や磁界が相互に作用することによって、遠くまで生物に害を与えることがないという見解を示しています。そのため、電磁波という言葉を使用せずに、あえて電磁「界」という言葉を使用しているものがあります。